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脱毛はなぜ痛い?痛みのメカニズム
そもそもなぜ脱毛は痛いのでしょうか。それは、レーザーの熱エネルギーが皮膚や毛に伝わるためです。熱破壊式脱毛(強力なレーザーを1ショットづつ照射する方式)は瞬間的に毛根が約200度にまで達すると言われています。「熱い」という感覚と「痛い」という感覚は同じ神経を通じて脳に伝わるため、結果的に痛いと感じるのです。
なお、痛みが出にくい蓄熱式脱毛(低出力のレーザーを連続照射する方式)では瞬間的な毛根の温度は60~70程度です。蓄熱式は照射中でもほとんど痛みがなく、皮膚が薄い部分はヒーターに体を近づけた少し熱い程度の感覚で済みます。
脱毛は痛ければ痛いほど効果が高いワケではない!
「脱毛は痛ければ痛いほど効果が高い」というイメージをお持ちではありませんか?その認識は正しいとは言い切れません。
従来の医療脱毛は、熱破壊式という強力なレーザーを1ショットづつ照射する方式が主流でした。熱破壊式は大きなエネルギーを一瞬に込めて照射を行います。大きなエネルギーを浴びるので、痛みも肌へのダメージも強くなります。
一方で、蓄熱式は低出力なレーザーを無数に繰り返し照射する方式です。蓄熱式が開発されたことで、痛みもダメージも少ないレーザー脱毛が可能となりました。
蓄熱式は熱破壊式よりも格段に痛くありませんが、どちらも効果的な脱毛方式であることは変わりません。ですから必ずしも「痛み=効果」ではありません。
脱毛効果を左右する要素は「痛み」だけではない
レーザーの出力を高めるほど痛みは強くなるため、痛みは効果を測る要素の1つではあります。しかしながら、脱毛効果を左右する要素は痛み(=出力)だけではありません。
①脱毛機器の冷却性能
ほとんどの脱毛機器には、照射後の肌を冷やすことで痛みを抑える冷却性能が備わっています。冷却性能が優秀であれば出力が高くても痛みを感じにくくなります。
従来の機器はレーザーの照射口と肌を冷却する冷却口が別々になっているため、照射してから肌を冷却するまでのわずかな時間で痛みを感じてしまうことがありました。しかし、当院で使用している最新鋭の機器ソプラノチタニウムは、照射口と冷却口が一体となっているため瞬時に肌を冷却可能です。ソプラノチタニウムであれば、ヒゲやVIOといった痛みが出やすい部位でも強い痛みなしで施術可能です。
痛みを感じにくければそのぶん出力も上げやすくなるため、冷却性能が優れていることで結果的に脱毛効果も高めることができます。
②レーザーの種類
脱毛で用いられるレーザーは主に3種類あり、「アレキサンドライト・ダイオード・ヤグ」があります。レーザーの種類によって得意な毛質や肌質が異なるため、脱毛機器で照射できるレーザーの種類によっても脱毛効果が変わります。
従来の脱毛機器は1種から2種のレーザーを照射できるというものでした。しかしソプラノチタニウムは3種のレーザーを同時照射することができ、産毛から太い毛まで一気に脱毛可能です。
ご自身でできる痛みの軽減方法
施術前にご自身でできる痛み対策2つをご紹介します。痛みが心配な方は実践してみてください。
①保湿
お肌が乾燥すると皮膚に備わるバリア機能が低下し、痛みを感じやすくなります。保湿を行い十分な水分量を肌に蓄えることで、余計な痛みを感じにくくなります。
ただし、来院直前のみ油分での保湿はお控えください。油分によってはレーザーが毛に反応しづらくなってしまう可能性があるためです。
②日焼け対策
日焼けした後のヒリヒリ感は、皮膚のバリア機能が低下し、炎症が起こっているために感じます。この状態の皮膚にさらに照射による刺激(炎症)が加わると、より痛みを感じやすくなってしまいます。特に脱毛期間中は、こまめな日焼け対策と保湿を行うことで、皮膚の炎症を防ぐことができ、痛みの軽減につながります。
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本日は脱毛の痛みのメカニズムや、痛みと脱毛効果の関係性についてご紹介しました。当院では、ソプラノチタニウムを用いた痛みが少なく脱毛効果も高い脱毛を提供しています。もし当院にご興味をお持ちいただけましたら、当院のこだわりも是非ご覧ください。