【医師監修】医療脱毛でヤケドする原因とは?リスクを避ける方法と正しい対処法
公開:2025/6/19
更新:2025/6/19

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メンズ脱毛でもヤケドのリスクはある?
医療脱毛は、レーザーの熱エネルギーで毛根にダメージを与えて脱毛効果を得る施術です。ただし、熱が肌表面にまで及んでしまうと、軽度〜重度のヤケドを引き起こす可能性があります。
適切な照射であればヤケドは基本的に起きませんが、以下のような条件下ではリスクが高まることがあります。
ヤケドの原因になり得る主なケース
- 日焼けした肌への照射(特に熱破壊式など一部の機種で注意)
- シミやホクロ、肝斑などへの誤照射
- タトゥー部位への照射
- 肌の乾燥が激しい(スキンチェック不足)
- 日焼け止め・整髪料などが残った状態での照射
- 脱毛機器の出力設定ミス
- 海外製の粗悪な脱毛マシンを使用している
- 敏感肌・アトピーなど体質による反応(機種選びが重要)
- 同じ部位への過剰な「重ね打ち」
当院の対応:ヤケドリスクを最小限に
当院では、日焼け肌にも対応可能な最新型の脱毛機器(ソプラノシリーズ)を採用しております。蓄熱式レーザーでじんわりと熱を伝える方式のため、肌負担を抑えつつ、高い脱毛効果が期待できるのが特徴です。
また、敏感肌やアトピー肌の方も、事前に医師と相談した上で安全な照射が可能です。黒い肌色の方や色素沈着がある方でも、適切な機器と出力調整で対応できます。
メンズ脱毛でヤケドを防ぐポイント
安全に施術を受けるために、以下の点を意識しておきましょう。
クリニック選び
- 医療脱毛を選ぶ(美容サロンより安全性・対応力が高い)
- Googleマップや口コミでトラブル報告が少ない施設を選ぶ
- スタッフが肌チェックや説明を丁寧にしてくれるか確認
自分でできる予防策
- 脱毛期間中は日焼けを避ける
- 毎日保湿ケアをしっかりと行う(特にヒゲ・VIOなどは乾燥しやすい)
- アトピー・敏感肌の方は契約前に必ず相談を
- 事前説明や注意事項をしっかり確認しておく
もしヤケドのような症状が出たら
脱毛直後に軽く赤みが出たり、多少の腫れがある場合は正常な反応の範囲であることも多く、数日で自然に引いていきます。
しかし、以下のような場合は速やかに対応が必要です:
- 赤みや腫れが1週間以上続いている
- 数日で悪化している
- 皮膚がヒリヒリし、明らかに水ぶくれや痛みが強い
その場合は、まず施術を受けた医療機関へ連絡をお願いいたします。
必要に応じて、医師がすぐに処置を行い、悪化を防ぐことができます。
まとめ:脱毛とヤケドは正しい知識と判断で回避できる
- ヤケドは不適切な照射や肌コンディションが原因になる
- クリニック選び・日焼け対策・保湿がカギ
- 何か異常を感じたらすぐに相談・受診を
当院では、肌トラブルを未然に防ぐために丁寧な肌チェックと柔軟な対応を心がけております。ヤケドが心配で脱毛に踏み出せない方も、まずはカウンセリングでご相談ください。