ヒゲの毛抜きはしていいの?デメリット
公開:2025/1/14
更新:2025/1/14

CONTENT
毛抜きでヒゲを抜くデメリット

肌への負担が大きい
ヒゲを毛抜きで抜くと、お肌にダメージを与えてしまう可能性があります。毛を抜く際には毛根の周囲の組織や血管にも力が加わるため、場合によっては炎症や、毛が皮膚の内側で成長してしまう「埋没毛」が起こる可能性もあります。
感染症のリスク
毛穴が一時的に開くことで細菌が侵入しやすくなるため、ニキビや毛嚢炎などの感染症のリスクも高まります。毛嚢炎は毛穴の奥の毛根を包んでいる部分(毛包、毛嚢)に起こる炎症で、赤みを帯びた発疹や赤く膿をもった発疹がみられます。
色素沈着
繰り返し毛抜きでヒゲを抜くことで、肌が刺激を受けてメラニンを生成し、色素沈着によって黒ずみやシミとなってしまう場合があります。炎症にともなう色素沈着は軽度でも治るまで数ヶ月から1年ほどかかってしまいます。
肌の老化を促進してしまう
毛抜きによって皮膚を繰り返し引っ張ることで徐々に肌の弾力を失われてしまうため、髭の毛抜きはたるみやシワなど肌の老化の原因にもなります。
毛を抜くと毛が生えなくなる?

ヒゲを毛抜きで抜くことで「完全に生えなくなる」ということはほとんどありません。毛抜きで毛を引き抜いた場合でも、発毛組織が完全に破壊されない限り再びヒゲが生えてきます。発毛組織はダメージを受けることで毛が生えなくなりますが、毛抜きレベルの刺激では基本的に影響を受けません。意図的に発毛組織を破壊するには専用レーザーによる医療脱毛が必要です。
髭の毛抜きはくせになる?

髭の毛抜きを繰り返しおこなうことで、徐々に毛穴が広がって毛が抜けやすくなっていくことがあります。それに伴い痛みも少なくなることもあるため、徐々に毛抜き行為が習慣化してしまう場合もあります。
毛抜きが習慣化することで先程ご紹介したようなリスクが高まることに加えて、定期的に毛を抜くための時間も無駄になってしまいます。髭のない状態を目指したい方は、医療脱毛を検討してみてはいかがでしょうか。